お客さんは、好きなキャバ嬢を指名して選ぶことができますが、キャバ嬢は、お客さんを選ぶことができません。
選ぶことができないということは、お客さんがどんな人でも接客や対応しないといけないということです。
でも、嫌なお客さんが来たらどうすればいいの…?
そんな時の対処法や接客方法について説明していきます!
体験入店前に頭に入れておきましょう♪
目次
キャバクラによくいる嫌な客の例
今回ご紹介する嫌なお客さんのタイプは以下の3つ。
- お説教してくるタイプ
- 自慢話が激しいタイプ
- 嫉妬がひどいタイプ
一体どんなお客さんなのか?それぞれ詳しく見ていきましょう。
お説教してくるタイプ
いろんなお客さんと接していると、とても偉そうなタイプの人がたまに現れます。
その中でもお説教してくる男性は、キャバクラ嬢にとって本当に面倒で厄介な存在です。
「なんでもっと楽しそうにできないんだ!」
「接客がなってないなー、ちゃんと教わってるの?」
「キャバ嬢なんてやってないで、まともに働けば?」
「彼氏や家族のこと悲しませてるだけだろ」
こんなことを平気で言ってくるお客さんが本当にいるんですよ。腹が立っちゃいますよね!
「俺は高いお金を払ってやっている」っていう意識が強いのかもしれません。
もしくは、会社などで偉い立場なので、キャバ嬢を部下と同じように扱っているんですね、きっと。
お客様は神様です、という言葉を真に受けて、本当に自分のことを神様だと思っていそうなお客さんもいます。
ひたすら偉そうに上から目線で説教してくるし、キャバ嬢の欠点などをズバズバと言いまくってくるので、メンタル的にやられちゃう女の子も出てくるかもしれません。
キャバ嬢未経験だとまだわからないかもしれませんが、実際にオジサンなどに偉そうに説教されると、なかなか精神的にツライですよ…。
ネチネチ言ってくるタイプと、大きな声で怒ってくるタイプと、両方の合わせ技で説教してくるタイプがいますね。
どれも面倒くさい点は同じです。
自慢話が激しいタイプ
自慢ばかりする男の人っていますよね。
キャバクラのお客さんにも、かなり多く見られるタイプの一つです。
- お仕事の自慢
- 過去の武勇伝自慢
- モテモテ自慢
- お金持ってる自慢
- 有名人と知り合い自慢
よくいる自慢話が激しいタイプは、だいたいがこの中のどれかに当てはまります。
ちょっとくらいだったらいいんだけど、それが続くと、だんだん腹が立ってくるかもしれません。
それを聞いてどうすればいいのか、女の子にはわかりませんからね。
他のテーブルのお客さんやキャバ嬢やスタッフさんにも聞こえるような大きな声で自慢をし出すと、一緒にいるキャバ嬢まで恥ずかしくなってしまいます。
こうなると、苦手だとか嫌だという気持ちに恥ずかしさもプラスされて、もう大変。
しかも自慢話ばかりする人は、基本的に他人のことを見下しています。
自慢から人の悪口に発展するケースも多いので、そうなると本当に面倒ですよ。
男の人は自慢したい生き物らしいので、こういうタイプのお客さんがいることも頭に入れておきましょう。
嫉妬がひどいタイプ
お客さんの中には、キャバクラ嬢に恋心を抱いたり、独り占めしたい願望を持っている人がたまにいます。
その気持ちが嫉妬を生んで、さらにそれが激しくなると、ものすごく面倒なタイプのお客さんになってしまうんです。
ある程度人気が出てきたキャバクラ嬢は、同時に複数のお客さんに指名されることも少なくありません。
体は1つしかないので、その場合はどうしても席を外さないといけなくなりますが、他のテーブルで他の男性と話している姿を見てヤキモチを焼くのが、嫉妬がひどいタイプのお客さんの典型例ですね。
ちょっとヤキモチ焼くくらいなら可愛げがあるんですけど、それがエスカレートすると、そこそこ本気で怒ってくる人もいるので要注意ですよ。
「なんで他の男と楽しそうに話してるんだ」
「俺よりもあのテーブルにいる時間の方が長いじゃないか」
「こっちの方が高いボトル入れてるんだから、あっちには行くな」
とか言い出したら、いよいよ面倒さもピークに達します。
そういう男性はストーカー化することもあるので気をつけましょう!
お仕事終わりをお店の前で待ち伏せされたりとか、開店から閉店までずっとお店にいて監視されてる気分になったりすることもあるかもしれません。
そこまでいかなくても、「他の男と連絡を取るな」と言ってきたり、「他の指名を断れ」と指図してくる可能性もあります。
もちろん極端な例ですし、そこまでひどい男性客はほとんどいないですけど、その可能性があることは知っておいても損はありませんよ。
すぐに対処できるような心構えを持っておきたいですね!
嫌いな客にはどう接客すればいい?
キャバクラ嬢が苦手だと感じるお客さんを、3つのタイプに絞ってお話ししました。
キャバ嬢をやってみると、他にも面倒や厄介に感じるようなお客さんで出てくるかもしれませんね。
嫌いだったり苦手に感じるお客さんがいること自体は、全然問題ありません。
キャバ嬢も人間なので、それはしょうがないこと。
大事なのは、そういう苦手なお客さんと遭遇してしまった時の対処法です!
困った時にまず考えたい、『苦手なお客さんへの対処法&接客方法』を解説しますね。
この方法で乗り切れることが多いので、体験入店時はもちろん本入店後も、何かあったときにはまず試してみてください。
上手にできれば、マイナスの状況をプラスの状況に変えることもできるかもしれませんよ♪
嫌いな雰囲気は出さないこと
苦手な人が近くにいれば、「この人嫌い!」という雰囲気が出てしまうのは人間の自然な反応です。
でも、キャバクラ嬢というお仕事は、その雰囲気をお客さんの前で出してはいけません。
- 嫌なことを言われても常に笑顔でいること
- 自慢話などはストレートに褒めること
- お説教されてしまった時は素直に受け入れること
- 嫉妬などに対しては謝ること
すべて、作り物でも振りでもOKなんです!
笑顔も褒めることも受け入れることも謝罪も、全部ウソでもいいので、とにかく嫌いな雰囲気を出さないことが大事!
雰囲気から「あなたのことが苦手です」という感情が伝わってしまったら、相手が逆上してしまうかもしれません。
せっかくお金を使ってくれているのに、次から指名してくれなくなる可能性も出てきます。
単純にお客さんを失うことになるので、それじゃもったいないですよね?
嫌な質問をされることもあるかもしれませんけど、笑顔でごまかしていれば、ほとんどのことは大丈夫♪
あまりにもひどい場合には先輩や男性スタッフさんが助けてくれるので安心してください。
歩み寄ってみれば売上に繋がるかも?
「嫌い」とか「苦手」という意識を強く持ちすぎてしまうと、相手のことがどんどん嫌になってきてしまいます。
そうではなくて、まずは歩み寄る努力もしてみてください。
「この人は私のことを思ってくれてるんだ」
「このお客さんは、すごい人なんだ」
「今後もために、もっとこの人のお話を聞いておこう!」
こんな感じでポジティブに考えて接すると、相手も対応を変えてくれるかもしれません。
お客さんの嫌なところばかりに目を向けるのではなくて、長所を探してみるのも一つのテクニックですよ!
そうすれば、少しずつ歩み寄れるはず♪
もしお互いにもっと興味を持つことができれば、毎回指名してくれるような固定客になってくれるかもしれません。
クセの強い人は、太客になる可能性が高いです。
気に入られてしまえば、あとは自分のお給料がドンドンUPしていく可能性大!
それに期待して歩み寄る努力をしてみましょう。
ちなみに、「太客」というのは、たくさんお金を落としてくれるお客さんのこと。
キャバクラには一晩で数百万円も使ってくれる男性がときどき現れます。
苦手なタイプでも、太客になってくれるなら歩み寄る価値がありますよね♪
ただし、嫉妬深くて危険な香りのする男性は別。
そういうちょっと危なさそうなストーカータイプの男性は、歩み寄ると勘違いして本格的なストーカー行為に発展してしまうリスクがあるので、危険を感じたらスタッフさんなどに相談するようにしてくださいね。
広い心を持とう
人って、結局心の持ちようなんですよね。
嫌な人と出会った時こそ、自分の心の広さや器の大きさがわかるものなんです。
そんなことを考えてみれば、苦手なお客さんにも優しく笑顔で接することができるかもしれません。
広い心を持ってみてください。
場合によっては、お客さんのことをちょっと下に見てもOK!
それで心にゆとりが出てきて、穏やかに接客できるようになるなら問題ありませんよ♪
「このお客さんは、まだまだお子ちゃまなんだ」
「きっと嫌なことがあったんだよね」
「自分に自信がないんだろうな、ちょっとかわいそうな人」
「どんなに嫌な人でも、あなたが使ったお金は私のものだからOK♪」
みたいに考えるだけで、少しは楽になるはずですよ。
これは一つの接客テクでもあるけど、とても効果的なストレス軽減法でもあります。
もし苦手なタイプのお客さんが登場してイラっとしてしまったら試してみてくださいね。
まとめ
キャバクラによく来る嫌なお客さんのタイプや、そのお客さんへの接客の仕方や対応方法などをいくつか紹介しました。
まとめると、
- キャバクラには嫌な客の来店がよくあることを知っておこう
- 苦手なお客さんに対しても笑顔とポジティブな雰囲気で対応しよう!
- 嫌なお客さんも歩み寄ることで太客に変わってくれる可能性あり!
- 広い心と相手を下に見る意識で接客ストレスを軽減するのもあり
となりますね。
キャバ嬢をやる限り、嫌なお客さんとの出会いは避けられません。
未経験の女の子はまだ具体的に想像できないかもしれませんが、バイトを始めて、それを続けていれば、必ず面倒なタイプの男性には出くわします。
そんな時こそ、成長するチャンスですよ!
ここで紹介した接客方法や考え方などを試してみて、キャバクラ嬢として成長するきっかけとしてみましょう。
そうすれば、超人気キャバクラ嬢への道もすぐに開けるかもしれません♪