熊谷 正寿 会長兼社長 前編   
 
GMOって? 1日の流れ 人生が楽しい! ポジティブ ゴージャス 起業のキッカケ 全人


全ては手帳に!

僕の人生は手帳に刻まれてます。

GMO・グローバルメディアオンライン株式会社
代表取締役会長兼社長 熊谷正寿

 【企業データ】
 GMO・グローバルメディアオンライン株式会社
 設立 1991年5月 
 資本金 33億1,113万円
 従業員数 約1000名(2004年7月末現在)
 売上高 156億7800万円

上智大学 2年
水原 可南子

立教大学 3年
松村 みさき

 熊谷社長は
 素敵なジェントルマン!
 社員だったら卒倒します。
 熊谷さんは20歳娘のお父さん! 
 お父さんに見えないです(笑)




GMOって?
「GMO」って名前を聞いたことがあるけどどんな会社なんだろう? HPを見ると関連会社がいっぱいあって、私たちの身近にあるインターネット関連の会社だということはわかったけど・・・。

ホームページを見た時、熊谷社長さんの格好よさと社長自らブログを書いていらっしゃるということでとても親近感が沸きました! 社長と会社、二つの魅力に迫ってみたいと思います!!

熊谷社長にインタビュー!


1日の流れ

松村:熊谷社長がどれだけお忙しいかという事で、まず普通何時に出社されて何時に帰られてるのかをお聞きしたいんですけど。

熊谷社長:曜日によって違うんですけどね、遅いときは午後から出社するんですが、朝は家で頭の整理とか、新聞読んだりとか、インプットの仕事を午前中してますね。早い時っていうのは、毎週月曜日は8時半にきます。

水原:8時半なんですか?

熊谷社長:八時半から来てる。

松村:早いですね。

秘書:補足させて頂きますと、会社に出てからが社長じゃなくて、社長みたいになると家に居ようが、どこに居ようがずっと仕事しっぱなしなんですよ。

水原:毎日仕事。

秘書:朝からジャンジャンメールで指示が来て。

松村:そうなんですか?

熊谷社長:そうなんですよ。

水原:一日にお客様には何名くらいお会いになるんですか?

熊谷社長:それは一組を1と考えていいのかな。

水原:はい。

熊谷社長:少ないときはゼロですよ。なぜなら僕はお客さんに会う日とそうでない日を全部決めてるんですね。

水原:そうなんですか。

熊谷社長:お客さんに会う日は、30分枠とか1時間枠とかで入ってるから、多い日で10組ぐらい会ってるね。10分で挨拶だけして戻っちゃったりとかするともっと多くなるね。

水原:やっぱりその中には有名な方やVIPな感じの方もいらっしゃるんですか?

熊谷社長:VIPな?(笑)何を基準に言うのか分からないけど。

水原:有名な人であったり、例えばインターネット会社の。 

熊谷社長:僕が会うのは、会社なんでね、それこそもちろんどなたでも、会社のためになる方ならお目にかかるんだけど、一応社長さんが来たら社長が出るのがマナーでしょ?で、営業の方が来たら営業の担当者が出る、こういうのが一般的なことだな、あんま関係ないんだけどね。お互いにハッピーになれるんだったら出るんだけど。一応社長さんとか幹部の方が来られた場合に僕が出るケースが多いですね・・・ちょっと、娘と話してるみたいだね。

水原:先ほどその話しで盛り上がっていたんですが、21歳で結婚されて?

熊谷社長:そうなんですよ。娘が今19で大学1年生なんで、皆さん何年生ですか?

松村:私は今3年生です。

水原:私は2年生で20です。

熊谷社長:ちょうど、今度2年生なんでね、娘と話してるような感じ。

松村:お父さん?(笑)お父さんに見えないです。

熊谷社長:すいません。ありがとうございます。娘に聞かしてやりたいです、はい。






人生が楽しい!

松村:いつも会議はお食事されながら、なんですか?

熊谷社長:食事をしながらミーティングをするときもありますけど、割と少ないですね。食事はコミュニケーションをとりたい方と、会食しながら雑談を交えてって言うのが昼夜多いですね。特に夜はそういうケースがほとんど、ですね。

水原:いつもどんな物を食べてらっしゃるんですか?

熊谷社長:どんな物を食べてるのかって(笑)僕の献立?あのですね。

水原:やっぱり美味しい物とかを?

熊谷社長:相手に合わせてじゃないですかね、例えばそれこそ和食の好きな方は和食に行ったり、お年召された方とは和食に行ったりとか。あとは、洋食が好きな方とは洋食に行ったりとか。ワインの好きな方とはワインとか。

水原:好きな食べ物はちなみになんですか?

熊谷社長:僕ですか?僕はですね、食べ物っていうかワインが好きなんですよ。だからワインに合う物は割とよく食べますね。ワインに合う物が好きなんで。

松村:じゃあ、プライベートでもよく飲みに行かれたりするんですか?

熊谷社長:プライベートではもちろん友人と飲みに行ったりすることはあります。割と1週間のスケジュールを見てみると仕事でご一緒したお客さんと行くことが多いですね。あと、プライベートと仕事があまり分かれてないんですね、例えば、 平野社長とか西山社長とか僕にとっては友人なんですけど、仕事でもやっぱりいろいろ相談したり。西山さんは後輩だけど平野さんは先輩なんで、まぁ、上場企業同士の悩みがあるわけですよ!そういう事相談したり・・・だから仕事とプライベートってのは、僕らなんかの場合はあんまり分かれてないかもね。

松村:そうなんですか。

熊谷社長:はい。仕事だけ会って、もうプライベートでは会わないって事は腹割ってなさそうで、なんか嫌じゃないですか。

水原:それじゃ、プライベートの時もやっぱり楽しいですか?お仕事しながら。

熊谷社長:っていうか人生が楽しいんだよね。

熊谷社長:仕事とプライベートの境ってないんですよ。だから両方楽しいですよ。

松村:そうなんですか。例えば仕事だからっていってストレスが溜まったりって事はないですか?

熊谷社長:それはですね、あのストレスってのはもちろん僕も人間なんであるんですけど、比較的少ないですね。なぜならば僕はポジティブシンキングなんで。経営者に多いと思うんですけどね。ポジティブシンキングで何事も、いいように考える習慣が出来てる。

水原:じゃあ、どーんと落ち込むことはあんまりないですか?

熊谷社長:ないですね。

水原:ないんですか?






ポジティブ

熊谷社長:はい。物すごい落ち込んで立ち直れないってのは僕の経験上、過去にあんまりないですね。時間もったいないですよ、落ち込んでるのって。

水原:じゃあ、くよくよした時になんか良い、お勧めの治し方ってありますか?例えば学生に向けてメッセージがあれば。

熊谷社長:時間の無駄だから、落ち込んでくよくよしている程人生は長くないから。治し方っていうか、楽しく考える。あと悪いことは教訓だと思って、プラスに捉えてその事は結論をここで出そうと思って、これは教訓だと、これを活かそうと、活かそうと思ってみんな忘れちゃうんですよ。だから僕は人に言ってるんだけどそういう事は手帳に書いてくださいと。過去に失敗したこととか僕は手帳に書いて、ポジティブな言葉に直して手帳に書いてね、絶えず頭に染み込ませてるんですね。記憶は繰り返しじゃないですか。そういう風にして、活かすようにしてます。だからポジティブシンキングでも、ただ単にね「まぁいいやまた明日風が吹く」って忘れちゃうと同じこと繰り返すんですよ。つまり、それと僕の言っている“頭を切り替えて”っていうものはちょっと違う。

 


ゴージャス

水原:そうですか。じゃあプライベートの楽しみ方についてなんですが、プライベートとお仕事は分かれていないっておっしゃってたんですけど、プライベートを一言で言うと、ゴージャスですか?それともシンプルライフですか?

熊谷社長:二択ですか?

水原:二択(笑)

熊谷社長:究極ですね。二択というか、三択にしてもらっていいですか?両方。

松村:両方ですか?

熊谷社長:めざしも好きだし、フレンチ料理も好きだし、ダイヤも好きだしっていう、、。それは両方じゃないですか。そのシンプルで、シンプルライフが素晴らしいんだ、美しいんだっていう旧来の日本的な考え方もあるのかもしれないけど、別にゴージャスにやれるならやったっていいじゃないですか?人生だから両面楽しむべきだし。

松村:はい。じゃあ、いままで1番これはゴージャスだったな−って体験は?

熊谷社長:それ難しいですね。価値観の問題もあるし。

松村:自分の、社長の中で。

熊谷社長:ゴージャス?あったか?美しい学生記者の方に取材を受けたこと(笑)?

一同:(笑)

水原:ゴージャスですか?

熊谷社長:ゴージャスですね、なんかね(笑)



起業のキッカケ

           
水原:じゃ、それでは質問を変えて、今こんな風に雑誌にも載ってらっしゃるんですが、このお仕事を始めたきっかけを 教えて下さい。

熊谷社長:1番最初はですね、良くしてる話しなんですけど、20歳のころにですね、一人四役だったんですね。4つやってたってよく言ってたんですけど、僕20で結婚して夫業やったんですね。21で娘が生まれて、父親業やって、あと僕は高校2年の時に國學院高等学校を中退してまして、そのあと自分の知識のなさに気が付いて通信制の大学で勉強したんです。あとは父の会社が飯田橋で色んな事業をやっていまして、そこで仕事してたんですね。で非常に忙しい時間を送っていたんですよ。みなさんって大体朝何時に起きて、夜どうしてるんですか?

水原:9時半に起きて一時間くらいかけてご飯を食べて、学校に行って午後から授業を受けて途中で抜けて帰るときもありますし、しっかり勉強してく時もありますけど。

熊谷社長:なんていうか、ゴージャスですね。都内が学校なんですか?

水原:上智大学です。

熊谷社長:じゃ、住いも都内で。

水原:はい、板橋にあります。

熊谷社長:どちらですか?

松村:私は立教なんですけども、埼玉の方にキャンパスがあるので、そこまで通ってます。

熊谷社長:家の娘と一緒ですね。娘の学校もすごく遠くて、朝とても早いんですよ。ちゃんと授業でてるってことだね、多分ね。夜とかもすっごい遅いんですよ。

松村:遅くまで勉強してるんですかね。

熊谷社長:そう・・・いや実はわかんないんだけどさ(笑)それでちょっと、それ考えると昔の僕と今の娘が同じような感じなんだけど、当時朝早くから僕は仕事へ行ってたんですね。大体8時半とか9時とかには会社に行って、で8時9時に帰ろうとすると、父親が社長だったんで、「お前何でそんな早く帰るんだ」と。「頭悪いんだからもっと遅くまでやれって。立派な大学出た人たちが12時過ぎの終電まで働いてるんだ、銀行見て来い!」って。今銀行は不況業種ですけど当初は非常に優秀な人が金融業に入ってたんですね。そんなことで僕も12時過ぎまで働いてて、うち帰ったら子どもあやして、あと女房が機嫌が悪いから女房もあやして。それから僕は勉強してっていう生活を送ってたんですよ。2世ってお金持ちの息子さんぽいでしょ? 全然そうじゃなくてすごい給料安くてね、で家は傾いてて、まず古い家でしたから。

水原:はい、拝見させて頂きました。

熊谷社長:はい、ありがとうございます。

水原:結構雨漏り? が。

熊谷社長:雨漏り? はしてない。(笑)何しろ、忙しくって、そんなようなことで非常に苦しかったですよ。苦しかったんで、今は苦しいけど将来自分はこうなってやるってことを手帳に書いたり、雑誌や新聞とかにカッコいい写真とか載ってたりすると、それを貼っていつかそうなってやるって思ってました。ま、35歳までに何かの業界でナンバーワンになって、上場してやると言ったのがきっかけになってね。自分の人生でやらなきゃいけないことを細分化してって、それは毎年毎年やってってというのが、僕のストーリーになりました。

松村:じゃあ、実現されたわけですね。

熊谷社長:そうですね。上場は35でしようと思ったんだけど、35では出来なかったんです。40日遅れだったんだけど、上場できたんですね。僕が起業する一番のきっかけになったのは、皆さんと同じ歳に手帳に書いたことなんですね。

松村:じゃ、やり始めてから上場に上がるまでで、なんかピンチがあったこととかありますか?

熊谷社長:ピンチだったことは、基本的にポジティブに考えるようにしてるんで、ピンチってのは割と少ないんですけど、でもやっぱり現実に会社が倒産しそうになった時もあれば、上場できなさそうなこともあれば、今こうやってあるのは本当に偶然だと思ってますね。よくみんな運が良かったって言う人いると思うんですけど、松下幸之助さんなんかもそんなこと言ったんじゃないかな。でも僕もやっぱり運が良かったんですね。みんなポジティブな素晴らしい仲間たちに囲まれて、ポジティブか能天気かわかんないけど(笑)ホント素晴らしい中間達に囲まれて、“運が良かったから”今に至ってると思ってますね。

水原:そうですか。じゃ、今までのお仕事の中で1番感動した瞬間は何ですか? 

熊谷社長:やっぱインターネット社会ですかね。インターネットにめぐり合えたこと。

水原:インターネットとめぐり合えたその瞬間? 上場した瞬間とかではなくて? 

熊谷社長:上場したときもそりゃ感動しましたけどね。上場した瞬間も感動したしインターネットとめぐり合った瞬間も感動したし。

水原:自分の道はこれだ。みたいな感じで? 

熊谷社長:そうですね。インターネットって初めて使ったときってどうでした? 今は普通の物になっちゃってるから、あまり意識ないですか? 

水原:私は中学生の年に導入されてたので。

熊谷社長:学校に?

水原:はい、そうです。E−mailがすぐ送れると思って、ちょっとワクワクしたんですけど。今は自分にとってなくてはならない物だと思ってます。すごく便利だし、情報がすぐに見つかるし。

熊谷社長:なるほど。昔はじーさんとかばーさんの時代とかってインターネットなかったから、もの伝えるのにすごい時間かかったと思うんですよ。時間もかかったし、少ない情報の中で意思決定せざるを得なかった。良い話しがあるんだけど、今は世界中の医療の情報なんかが医者は医者でそういう専門のネットの中の情報で、入手することができるんで難病の情報が昔だったら地球の裏側まで行かないとわかんなかったのが、今は分かるらしいんですよね、一瞬で。だから人の命が救われたなんてこともあるだろうしね。僕はね3つのインターネットの素晴らしいポイントがあると思ってるんだけど、今までと違って、インターネットはまず時間を節約してるよね、あと移動する距離を節約してる、それからもう1つは物を貯めとく場所の節約になるんですね。だから情報を知ったあとが本質的なことなのに、人々が今まで苦労してる、本質的じゃないことに苦労して、情報を探すっていう時間がゼロになって、移動の時間がゼロになって、物を貯めとく物理的なものがゼロになったから、人の一生を延ばしてんじゃないかと思うんだよね。探す過程で色々余計なことが見つかってプラスになるかもしれないけど。一生って平均値で決まってるから、そういう時間が節約されれば、人はね、彼氏とご飯食べに行ったりとか、ご両親とご飯食べに行ったりとかさ、そういう時間に費やすことができる。喋りすぎてる? 

松村・水原:いえ!

松村:なんか生き方が前向き。

熊谷社長:いや、質問したいことが山ほどありそうなのに、俺喋ってていいのかなって。(笑)だからインターネットってのはそういう意味において僕はすごくいい仕事だと思ってる。だから皆さん、このCampusParkっていうのは就職をされる方が一応ね、読まれるってことになってるんで、そういう意味では、どんな仕事選ぶかっていう時に、私はどのような仕事にも職業の規制はないって思うんだけどね、でもやっぱり伸びる産業に勤められた方がチャンスが多いし、なぜならば仕事が増える、ポストが増える収入も産業全体の収入が増えるから色んな意味でチャンスがあるよね。で、伸びてる産業ってのは社会に受け入れられてる産業で人がたくさん使うようになればそれだけ笑顔が増えてくわけね。笑顔の数が多いと僕も幸せなんですよ。人って究極は自分じゃなくて、相手の笑顔が幸せなんで。そういう意味では伸びる産業にお勤めすることをお勧めするし。いい?こんなに話してて?

松村・水原:いえ、ためになります!

熊谷社長:伸びる産業にお勤めすることをお勧めするし、人のためになってる産業に、ま、どの産業も人のためになってるんだけど、より新しい分野で人のためになってるところに就職されるとやりがいがでると思うんですよ。僕はそういう意味では今はね、インターネットが最も伸びてる産業で、今申し上げたように色んな人に役に立ってる。2ちゃんとかで何とかって書き込みがあって、色んな裏の面もあると思うけど、それは急速に成長すれば、日向と影がどうしても出るんだよね。究極はこのビジネスっていうのはとても人のためになってて、いい仕事だと思っています。インターネット産業に優秀な学生さんが来られることを僕は歓迎します。

松村:今4期生の方々が新入社員で来てるって話があったんですけれども、若い人たちとはどういうコミュニケーションを取られていますか? 誕生日パーティーを祝ってもらったって、すごい嬉しいお話を聞かせて頂いたんですが。

熊谷社長:あ、それ4期生ですね。コミュニケーションというか、ちょうど今期から始めたのはね、具体的な手法としては、カバン持ち研修ってのをスタートしました。

水原:カバン持ち研修?

熊谷社長:1期生、2期生、3期生ってのは入社時とかお話できたんだけど、それ以降やっぱりねグループ全体1,000人近くいるんで、なかなか会う機会がないんですね。だからもうちょっと新入社員の子達とコミュニケーションを取りたいと思っていて、2人ペアで2日間だけ僕の一日に付き合って、朝から晩までほんとにカバン持って、全部ついて回るってシステムを導入して。

水原:それはすごく面白いですね。

熊谷社長:うん。この4期生とは全員とそういう経験をしたので、非常に物理的に近くなったよね。なぜこういうシステムを導入したかって、聞かれてないけどもう答えちゃうんだけど。

松村・水原:教えてほしいです。

熊谷社長:っていうのはですね、新卒の採用っていうのは労力の採用って意味じゃなくて、だって労働力という意味でだったら中途の方が会社にとってポジティブなんですよ。経験もあるし、即戦力になるから。はっきり言って新卒は名刺交換から教えなきゃいけないから。会社にとってはある意味で、負担になる部分があるんだけど、でも新卒ってのはやっぱり色がついてなくて、一からうちの会社でいろいろ覚えていくでしょ? つまり会社の文化とか、会社のDNAの継承者なんですね。だから会社の文化を伝えていくための役割を担っているのが新卒なんです。色々見てって頂きたいんですが、入り口の1番左のとこに毎年新卒の子達から頂いてる入社式の時にやる決意表明があるんですよ、それを縮小して、あと顔写真を全員つけて掲示しているんです。毎年やってこうと思っています。僕は新卒を大事にしている心の表れだと思ってるんですね。会社の文化を継承する担い手として新卒の人たちに期待をしています。

水原:じゃ、期待もあると思うんですけど逆に若い人たちに対して、ギャップを感じたり、失望したりした経験はありますか? 教えていただきたい感じなんですけど。

熊谷社長:失望はないですね。

松村:驚いたことは? 

熊谷社長:驚いたことは手足が長いとかですね、髪が茶髪だとかですね、それは僕もなんですけど。(笑)それは冗談だけど、僕が本当に驚いたってのはインタ−ネットを体の一部として使ってる。僕は意識的に使いだしたほうじゃないですか? でも今の子達はインターネットが生活の一部になってるので、それはもう素晴らしいと思いましたね。

水原:確かに私も電気をつけテレビをつける前にインターネットをつけます。

熊谷社長:それおタクでしょ。

一同:(笑)

水原:そういう話も(笑)テレビの前にインターネットを見ます。メールをチェックして、メッセンジャーで話して。

熊谷社長:素晴らしいですね。ちょっとおタクな感じですね。

松村:いや、それがもう一般に、友だちもそういう習慣になってる。

水原:はい、一般的だと思いたいです。(笑)

松村:結構使ってます。絶対調べる。

熊谷社長:そう。もっと便利なサービスをうちが登場させますので(笑)

松村:でももうすでにインターネットが便利なのに、こちらの会社ではさらにもっと、例えば、パスは数字の番号とかで、、、。

熊谷社長:はいはい、あのそれなんかも含めてインターネットはまだね入り口なんですよ。まだまだ急速にね、発展してすごいことが起こるから。毎日ワクワク・ドキドキの連続ですよ。

水原:これ以上進むっていうと、例えば何があるのかすごい気になるんですけど。

松村:企業秘密?

熊谷社長:秘密だよ。

一同:(笑)

熊谷社長:ぜひ期待していてください。












全人

松村:例えばその新卒の方もそうなんですけど、熊谷社長のようにポジティブシンキングを持っていれば、こう、偉くなれたりしますか?

水原:そうそう、管理職になれたりしますか? 

熊谷社長:偉いっていうのはイコール管理職なの?(笑)もちろんですよ。例えば今うちの役員は、やったやつはむくわれるって組織を作りたいと思ったんですよ。僕がなぜ2世なのに、実家をやめたのかっていうとやってもやらなくても同じ会社だったのね。やりがいがない社員達をみて、そういう社員にはしたくなかったですね。でもまだ完全に出来上がってるかっていうと、まだこれから試行錯誤なんだけど。例えばうちの会社の役員層ってのは、約半分は言った事が出来た人たち、やりますって毎年言った事が出来た人たち。あと半分は、周りの人たちが支持してきた人たちで、一人の人間を幹部として選んでるんですよ。説明の仕方が悪かったかな、目標達成も出来て周りからも支持されてる人を幹部に選んでるんですよ。それは言った事ができる人を幹部に持ってくと、良くないことが起こるんですね。じゃあ数字が良ければ幹部になれんのか、っていうと組織がガタガタになっちゃうんですよ。また、周りから支持されてるけど言った事が出来ない人を幹部に持ってっちゃうとこれまた会社がダメになるんですね。両面を兼ね備えた人を上に持ってくるシステムを取っていて、それは目標管理制度と360度対面評価制度なんだけど、この制度で今の役員を選んでるわけですよ。結果として選ばれた幹部は上場企業の中でも片手に入るくらい若いんです、平均年齢が東証上場企業は今3600社くらいあるんですが、(新興市場は若い経営者が多いんだけど)1部、2部の中でも本当に数番目に若いっていうような感じの会社なんです。新しく今年1年任期なんだけど役員っていう人が32歳の方で・・・。で、彼は6、7年前にアルバイトで入った人なんですよ。バイトで入った人が役員になって、ヒーローになってるってことなんですよ。そういう、なんて言うのかな。やって周りからも支持されたら短期間で役員になれるというような活力のある会社に僕はしていきたいと思っています。

松村:すごく夢があっていい話ですね。

熊谷社長:夢があっていい話ですよ。

松村:その役員になるために1番大切なことは熊谷社長の中では何だと思いますか? 

熊谷社長:役員になるのに1番必要なこと? 

松村:あ、役員になるというか、なんて言うんでしょう、こう、周りから支持されたり偉くなったりっていうんですか。

熊谷社長:なるほど。えーとね、意志が1番大事なこと、全人であることだね。全人っていうのは全ての人って書くんだけど、バランスが取れた人なんですよ。それはどういう事かって言うと、これは中曽根もと総理がお好きでよく使われてた言葉なんだけど、「全人」てね。当然バランス感覚っていうかね、一定の知識もあり、一定の教養もありね、教養だけじゃダメなんですね。心も素晴らしいものを持っていて、かつあまり言われないんだけど健康も管理できて。健康管理できないと幹部になってもだめですね。

水原:私健康だけが取り柄なんです。

熊谷社長:ほんと? じゃね、まず入り口に立ってるね。一番大事なのは健康。健康じゃないとまずダメなんです。あと健康管理をしてることね。自己コントロール。で、一定の知識と、素晴らしい開いた心を持って、その三つの・・・であって、ちゃんとプライベートもコントロールして、かつ仕事もきっちりできる。そういうような人はやっぱりいいんだよね。だから一言で何が一番大事かと言うと、全人であることだよね。全人になれる努力をしてる人。それが重要なことだと思います。






後編は「20歳のパパは彼氏に間違えられる?」プライベート編です。



GMOって? 1日の流れ 人生が楽しい! ポジティブ ゴージャス 起業のキッカケ 全人